セリフはゲーム内から抜粋
平古場
「はーあ、チャンプルー食いてー。
ゴーヤ入ってないやつ」
木手
「いきなり何ですか、平古場くん」
平古場
「急に思い出しただけさー。
はぁ……沖縄に帰りてーなー」
甲斐
「まぁな~
帰れるもんなら帰りてぇや」
辻本
「あの……
ゴーヤの入ってないチャンプルーも
あるんですか?」
甲斐
「……あたりまえだ」
平古場
「タマナチャンプルーとか
豆腐チャンプルーとか、あるぞ」
甲斐
「タマナってのはこっちで言う
キャベツのことだ」
辻本
「なるほど。おいしそうですね」
木手
「ゴーヤチャンプルーが一番ですけどね」
平古場
「……あー、食べ物の話してたら
腹へってきた」
辻本
「あはは」
辻本
「でも、話、聞いてるだけでも
おいしそうですね!」
辻本
「私も沖縄に行ってみたいなぁ」
木手
「遠いですよ、沖縄は」
辻本
「でも一度は行ってみたいです」
平古場
「……そうだよな」
平古場
「ならさ、辻本。
もし、沖縄にきたらさ、
一緒に沖縄の水族館行こうぜ!」
平古場
「沖縄の海は最高さー。俺、お前と
一緒にジンベイザメが見たい」
甲斐
「……辻本。
それより国際通りはどうだ?」
甲斐
「那覇のメインストリートだ。
お土産なんかも揃ってる」
甲斐
「お土産を一緒に選ぼう。俺がお前に
ぴったりのお土産を選んでやるよ」
木手
「フッ……考えが浅いですね、
甲斐くん」
木手
「沖縄で案内するものといえば
まず首里城でしょう」
木手
「あの美しい赤瓦と
荘厳なたたずまい……
キミと俺にふさわしいものです」
平古場
「……おい、二人とも。邪魔ーすな。
今いいところなんだからよ」
甲斐
「何がいいところなんだよ、凜」
平古場
「何がってそりゃ……
お前には関係ねぇだろ!」
甲斐
「そうとも思えねぇがな!」
辻本
「わわっ、待ってください!
ケンカはダメですよ!」
平古場
「……はぁーっ」
平古場
「辻本。お前は
もう俺の気持ち、わかってるだろ?」
辻本
「え? ええっと……」
甲斐
「凜、あきらめろ。
コイツにふさわしいのは俺だ」
平古場
「裕次郎、お前……」
木手
「二人とも、少し黙ってなさい。
ゴーヤくわすよ」
甲斐
「……木手」
平古場
「でも……これは譲れねぇよ」
木手
「だいいち、辻本くんは
俺の大事なパートナーです」
木手
「お二人には渡しませんよ?」
木手
「まったく……見苦しいところを
見せましたね、辻本くん」
辻本
「……えっ?
あ、あの……木手さん?」
木手
「……おや、どうかしましたか?
辻本くん」
辻本
「いえ、あの……えーっと。
私、今日は帰りますね」
平古場
「あ、おい!」
木手
「どうしたんです、辻本くん」
甲斐
「……なんか、まずかったか?」
-スタッフロール-
辻本
(これで、みんなともお別れか……)
辻本
(5日間……
ホントあっという間だったな……)
辻本
(たいへんだったけど、楽しかった……)
甲斐
「おーい!辻本!」
辻本
「……あれ? この声……」
平古場
「やれやれ、間に合ったぜー」
木手
「キミたちが寝坊するからですよ」
辻本
「甲斐さんに平古場さん。
それに、木手さん」
平古場
「お前の見送りにきたぞ」
甲斐
「間に合ってよかったぜ」
木手
「今日、キミは東京に変えるんですね。
辻本くん」
木手
「キミのおかげで、ずいぶんと
にぎやかな5日間でしたよ」
辻本
「うっ。すみません」
木手
「謝ることはないでしょう。まるで俺が
キミを責めてるようじゃないですか」
木手
「ずっと……キミには言わなくても
俺の気持ちは伝わっていると思って」
木手
「この前の晩は驚かせてしまって……
謝るのは、俺のほうですよ」
辻本
「いえ、そんなこと!
私のほうこそ、びっくりしちゃって」
木手
「フッ……ありがとう。
キミが帰る前に、あやまることが
できて、ほっとしましたよ」
木手
「俺がこんなことを言っても
キミは本気にしないでしょうが」
木手
「キミがいなくなるなんて、
少し……寂しいですよ」
辻本
「木手さん……」
木手
「……なんですか?」
辻本
「えーと……あの、でもなんか
目が怒ってるような気が……」
平古場
「心配すんな、辻本」
平古場
「永四郎、あれから夜眠れなくて
機嫌悪いんだ」
木手
「平古場くん、ゴーヤくわすよ」
平古場
「やべっ、聞こえてた」
平古場
「……そ、それより、辻本。
そのうち必ず沖縄に来いよ」
平古場
「俺がとっておきの沖縄を
案内してやるからな!」
辻本
「ありがとう、平古場さん」
甲斐
「こら、凜。
何ボソボソ話してるんだ」
甲斐
「辻本。
これ、俺の連絡先だから」
平古場
「おい、裕次郎。
お前こそ、何コソコソしてるんだ?」
甲斐
「黙ってろ、凜」
甲斐
「辻本、またお前と会いたい。
必ず連絡くれ」
辻本
「あ……ありがとう。甲斐さん」
甲斐
「俺が会いたいってだけだ。
……!!」
木手
「…………」
甲斐
「と、とにかく、連絡くれよ?
じゃあな!」
辻本
「あ、はい……」
木手
「辻本くん」
木手
「あの二人に何を言われたかは
わかりませんが……」
木手
「今度は俺も、きちんとキミに
言わなくてはいけませんね」
木手
「近いうちに、また俺と
会ってくれますか?」
辻本
「あ、はい! よろこんで!」
木手
「フッ……」
木手
「キミはやはり、笑っていたほうが
似合いますよ」
甲斐
「……木手。
いつまで独占してんだ」
木手
「何のことですか?」
平古場
「……あー、辻本!
ちょっとこっち来い」
辻本
「きゃっ!」
(スチル表示)
甲斐
「だいたい、これで最後だってのに
木手の好きにさせられるか」
辻本
「でも、あの……
木手さんが睨んでますよ」
平古場
「うっ……
ま、まあ、気にすんなって!」
甲斐
「そうそう、いつものことだ。
……ハハ」
平古場
「俺ら、沖縄だろ? みんな、
お前と離れるのが寂しいんだよ」
甲斐
「俺らもそっちに行くから、お前も
必ず沖縄に来いよ。案内してやる」
平古場
「俺、お前のこと気に入ってたんだ。
会えなくなるの、寂しいぜ」
甲斐
「あー、その……俺、お前のこと
好きみたいだわ。また会おうな」
辻本
「え!? ええっと……」
木手
「そろそろ出発のようですよ、
辻本くん」
辻本
「あ、はい!」
木手
「本当はキミを離したくないのですが
……俺のこと、忘れないでくださいね」
辻本
「はい、もちろんです!」
木手
「それから……
平古場くん、甲斐くん」
木手
「後で話があります!」
甲斐
「……おい、
本気で怒らせちまったか?」
平古場
「やっべーじゃん」
辻本
「ちょっと、ちょっと!
ケンカしちゃダメですよっ!」
木手
「…………」
平古場
「……コイツ、
本気で分かってないぜ」
甲斐
「これからが大変だな……」
木手
「フッ……キミは本当に
面白い人ですね」
木手
「キミに出会えて良かった。
また、必ず会いましょう」
比嘉っこは可愛いですね!
基本的に真っ直ぐな子達ですからね。
誰ですか、この子達が悪役だとかって言ったのは。
悪役なのはあの監督でしょうっていう。
ほぼ対等。ちょっとだけ木手さんが上?みたいなやり取りがやっぱり可愛いですね。
左側の画面にいる木手さんが逆光(怒り)状態っぽいのが笑える。
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